2020y07m01d_053717536
1: 歴ネタななしさん
太平洋戦争前、日本海軍はアメリカ艦隊に「戦艦同士の艦隊決戦」を挑んで、一気に勝利する戦略を立てていました。しかし、主力となる戦艦戦力はアメリカに劣ります。そこで、決戦前に少しでもアメリカの戦艦を減らしておく方法が研究されます。
そのひとつが秘密兵器「九三式魚雷」、すなわち「酸素魚雷」です。砲撃戦が始まる前に遠距離から“雷跡の出ない(後述)”魚雷を打ち込めば、奇襲効果もあり敵を混乱させられます。

「酸素魚雷」とは文字通り、圧縮空気の替わりに純酸素を詰め込んだ魚雷です。燃焼効率が良くなって、速力や射程が大きく向上します。また純酸素はエンジンで燃焼すると、排気されるのは二酸化炭素と水分ですので、水に溶けてしまいほとんど排気ガスの泡が出ません。
酸素魚雷は高速で長射程、おまけに雷跡を引かないので、発見されにくいという良いことずくめでした。
こうして完成したのが「九三式魚雷」です。純酸素の燃焼制御方式は当時、日本海軍の最高軍事機密のひとつで、酸素という言葉すら使わず「特用空気」とか「第二空気」とかよくわからない表現が使われました。
ともあれ、ばら撒く「魚雷」は用意できています。あとは「重雷装艦」の準備です。

重雷装艦には、既存の艦を改装することになります。白羽の矢が立ったのは、球磨型軽巡洋艦である「大井」「北上」「木曽」の3隻です。

主砲は前部に集められた14cm単装砲が4基のみ(改造前は7基)、主武装となる4連装魚雷発射管は、艦の左右に5基ずつ計10基装備しました(改造前は連装管4基8門)。
片舷から4連装×5基=20本もの魚雷が同時発射できる空前絶後の艦で、それまでの一般的な駆逐艦の2.5隻ぶんにもなります。

no title

http://trafficnews.jp/post/84879

戦史叢書「海軍軍戦備・昭和16年11月まで~」より
艦隊決戦前夜、13隻の重巡+4隻の軽巡に指揮される駆逐艦62隻、合計79隻(金剛型、愛宕型が支援、指揮)が4群で敵を包囲し夜襲を行う
no title

翌日、戦闘開始直前に280発の酸素魚雷発射+決戦中600発前後の酸素魚雷発射
no title

戦艦同士の決戦はアウトレンジから一撃、その後急速接近、19km以内で敵を殲滅する
no title

4: 歴ネタななしさん
一個くらい酸素魚雷欲しいな

141: 歴ネタななしさん
>>4
呉の大和ミュージアムに展示してあるよ
10分の1大和よりもそっちの方が迫力あったな
実物だし

5: 歴ネタななしさん
魚雷一本で家が立つらしいが
酸素魚雷なら2建くらい立ったのか
それなら1760建立つな

57: 歴ネタななしさん
>>5
艦爆が7万円だったのに対し、航空魚雷が2万円だったそうな。

8: 歴ネタななしさん
提督の決断IVでも魚雷弾幕めちゃくちゃ強いしな
全部潜水艦の艦隊で攻めて艦隊を小分けにして並列させ時間切れギリギリまで待機
敵の主力艦隊に向かって前進し魚雷をこれでもかというぐらい発射
これで敵の主力はほぼ壊滅

48: 歴ネタななしさん
>>8
水雷戦隊も強くて
面白かったよね
続編を10年以上待ってる

13: 歴ネタななしさん
艦隊全速でも時速50km
空母の攻撃距離が300kmとしてふところに入るまで六時間か
しのぎ切れるといいな

14: 歴ネタななしさん
>>13
誰もがあんなに空母強いとは思ってなかったから
太平洋艦隊だって開戦直後に真珠湾出撃、マーシャル諸島に取り付く作戦
真珠湾攻撃がなかったら日本海軍の考えたまんまの艦隊決戦が展開されたはず
まぁ勝利するが、日本側も大打撃受けて二回目に攻めてくるアメリカ新造艦隊に負けるだろうけだど

15: 歴ネタななしさん
外れた酸素魚雷がさ迷って何十キロか先の米軍艦に当たって沈めた話が有ったよね

17: 歴ネタななしさん
>>15
伊号19「せやな」
最上「せ、せやな…」

22: 歴ネタななしさん
久々に提督の決断4やりたくなったわ

24: 歴ネタななしさん
一方アメリカは魚雷を撤去してハリネズミのように機関砲を装備した
防空艦を作った

25: 歴ネタななしさん
酸素魚雷に誘導装置つけられれば無双だったんじゃないの?

26: 歴ネタななしさん
>>25
そうだ、人間乗せよう!

34: 歴ネタななしさん
そんなに先進的で革新的な兵器をもっててなんで負けたの?

40: 歴ネタななしさん
>>34
別に先進的でも革新的でもなかったからだよ
伊号がドイツ回航したときに酸素魚雷見せて説明したけど興味持たれずにガッカリしたって話が残ってる
むこうは当時の火器管制の実用的な精度を越えた射程なんかよりパターン航走式とか音響誘導式とかに注力してたしね…

96: 歴ネタななしさん
>>40
向こうが興味持ったのは

自動懸吊装置(潜水艦を、静止したまま水中で深度を変えずにおける装置)
今までのは常に動きながら深度を変える必要があった

ビルジの汚染水を音を立てず敵に見つからないように排出する装置

だな
元々Uボートが狙うのはウルフパック戦術で輸送船団だから、危険度が高い酸素魚雷なんて使わないし

51: 歴ネタななしさん
魚雷って、地雷みたいに相手の港に潜水艦でソッと配置して自動発射とか出来なかったの?

53: 歴ネタななしさん
>>51
今はそんなのあるよ
キャプター機雷ったらやつ

59: 歴ネタななしさん
この魚雷専業特化艦は目論見どおりに活躍できたのかどうかだが、沈んだ米艦はいないようだな

62: 歴ネタななしさん
>>59
だって真珠湾で戦艦部隊が壊滅したから意味がなくなった
輸送艦→人間魚雷回天搭載艦になった

69: 歴ネタななしさん
魚雷自体が結構当たり難い兵器みたいだし射程が伸びても遠くから当てられないのではあんまり意味が無かったのかも

アメリカとの戦力差を何とかするために駆逐艦をどんどん強化して戦艦相手でも当たれば有効な魚雷を重視したという話を聞いたような
でも結局期待したほどの戦果は得られなかったということか

聞けば聞くほど当時の日本って絶対に勝てないはずのアメリカ相手に真面目に勝とうとしたせいで
色々狂っていったという印象を受ける

87: 歴ネタななしさん
提督の決断でチート使って時速255ノットの空母作ったら着艦しようとする航空隊が延々と空母を追いかけててワラタ

115: 歴ネタななしさん
現代で言えばミサイルの飽和攻撃だね
発想は悪くないが、その艦隊決戦が具現化したのがマリアナやレイテだが酸素魚雷が活躍することはなかった

129: 歴ネタななしさん
潜水艦の九五式酸素魚雷一型 弾頭400kg(TNT480kg相当)
アメリカ潜水艦のMk14 Mod3 トーペックス弾頭303kg(TNT489kg相当)

航空機の九一式魚雷改3 弾頭235kg(TNT282kg相当)
アメリカ航空魚雷Mk13 Mod10 トーペックス弾頭275kg(TNT440kg相当)

潜水艦では互角
航空魚雷ではアメリカが大きく威力を上回ってる

大鳳はTNT300kgの魚雷を耐える不沈艦設計だったそうだけど、こりゃ不沈は無理だよね
でも武蔵はTNT440kgを20発喰らって数時間浮いてたんだから凄い

164: 歴ネタななしさん
>>129
つーか、当時の戦艦ですら一般的な魚雷に耐えるのは無理だったらしい
できるだけ被害を少なくするしかないと
大砲の弾みたいに跳ね返してノーダメってのは無理
no title

戦艦の装甲

伊19の酸素魚雷を喰らって1000トンも浸水しなかったノースカロライナは重油による3重防御になってる
アイオワは2重だがその内に更に装甲が入ってる

170: 歴ネタななしさん
>>164
魚雷を3発以上くらって無事帰投出来た艦は皆無
これ豆な

171: 歴ネタななしさん
>>170
魚雷を12本食らって帰ってきた日本の輸送船
まあ10本不発ってオチだけど
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%E5%9B%B3%E5%8D%E4%B8%B8

134: 歴ネタななしさん
戦後70年以上たってもあーでもないこーでもないとこねくり回してるのに
未だに日本が勝つシナリオは無いんだよな
なんで当時の日本は開戦したんだ

158: 歴ネタななしさん
色んなもの開発してたんだな。
資源さえあれば勝ってたかもしれん

159: 歴ネタななしさん
日本は質・量ともに米に圧倒されてたけど
ぶっちゃけその両方で拮抗していても負けたと思うよ
負けた原因は資源でも技術でもないわ

160: 歴ネタななしさん
つか、資源があれば戦争してないだろ

ネタ元: ・【軍事】日本海軍の「漸減邀撃作戦」、艦隊決戦直前に酸素魚雷280発→戦艦同士の決戦中に酸素魚雷600発