よく80億人まで回復したもんですね…。
ボトルの首が細くなるように個体数が減少することを「ボトルネック現象」というのですが、これが更新世の約81万年前から93万年前にかけて発生し、人類が1,280人まで減少していたことがわかりました。
ボトルネック現象はなんと11万年も続いたそうです。その期間のアフリカとユーラシアの人類の化石の記録に大きな年代ギャップがあったことと一致しています。この研究はScience誌に発表されています。
https://www.gizmodo.jp/2023/09/population-bottleneck.html
ボトルの首が細くなるように個体数が減少することを「ボトルネック現象」というのですが、これが更新世の約81万年前から93万年前にかけて発生し、人類が1,280人まで減少していたことがわかりました。
ボトルネック現象はなんと11万年も続いたそうです。その期間のアフリカとユーラシアの人類の化石の記録に大きな年代ギャップがあったことと一致しています。この研究はScience誌に発表されています。
https://www.gizmodo.jp/2023/09/population-bottleneck.html
ボトルネック現象で何が起こる?
ボトルネック現象では、ある種の総個体数が深刻に減少し、その種全体の遺伝的多様性も全体的に減少してしまいます。
遺伝的多様性がなくなると、個体群が健康でなくなってしまう可能性があります。現在は生物工学のクローン技術と遺伝子編集で、動物個体群内での遺伝的多様性を合成することができます。
しかし、ボトルネック現象がいつだって人口を脅かすというわけではありません。
例えばニュージーランドの繁殖率が低く、大きいのに飛べない鳥フクロウオウムなど個体数が激減している原因は、遺伝的多様性が減ることより、人間の狩猟や人類による生息地の現象の方が大きな脅威となっています。
研究チームは、アフリカ内の10の集団とアフリカ以外の40の集団から、3,154の現代のゲノムを分析するために、「Fast Infinitesimal Time Coalescent Process(FitCoal)」と呼ばれるツールを開発しました。
研究チームは、アフリカ人のゲノムに「祖先の人口を絶滅寸前まで減少させた深刻な個体群ボトルネック」の証拠を発見。チームは、このボトルネック現象は気候の変化に起因している可能性があると仮説を立てています。
ほぼ絶滅状態だったヒト族
新しい研究と同時に発表された研究記事では、大英博物館の考古学者Nick Ashton氏とロンドン自然史博物館の古人類学者Chris Stringer氏は「ボトルネックを引き起こした要因が、ホモサピエンス系統以外の人口への影響が制限されていた可能性、もしくはその影響が短いものだった可能性があります。これはボトルネックの原因が激しい地球寒冷化などの大きな環境の変化ではない可能性が高いことを示唆しています。もし地球規模なら、広範な影響を及ぼすはずだからです」とコメントしています。
※続きは以下ソースをご確認下さい
2023.09.04 22:00
GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2023/09/population-bottleneck.html
ボトルネック現象では、ある種の総個体数が深刻に減少し、その種全体の遺伝的多様性も全体的に減少してしまいます。
遺伝的多様性がなくなると、個体群が健康でなくなってしまう可能性があります。現在は生物工学のクローン技術と遺伝子編集で、動物個体群内での遺伝的多様性を合成することができます。
しかし、ボトルネック現象がいつだって人口を脅かすというわけではありません。
例えばニュージーランドの繁殖率が低く、大きいのに飛べない鳥フクロウオウムなど個体数が激減している原因は、遺伝的多様性が減ることより、人間の狩猟や人類による生息地の現象の方が大きな脅威となっています。
研究チームは、アフリカ内の10の集団とアフリカ以外の40の集団から、3,154の現代のゲノムを分析するために、「Fast Infinitesimal Time Coalescent Process(FitCoal)」と呼ばれるツールを開発しました。
研究チームは、アフリカ人のゲノムに「祖先の人口を絶滅寸前まで減少させた深刻な個体群ボトルネック」の証拠を発見。チームは、このボトルネック現象は気候の変化に起因している可能性があると仮説を立てています。
ほぼ絶滅状態だったヒト族
新しい研究と同時に発表された研究記事では、大英博物館の考古学者Nick Ashton氏とロンドン自然史博物館の古人類学者Chris Stringer氏は「ボトルネックを引き起こした要因が、ホモサピエンス系統以外の人口への影響が制限されていた可能性、もしくはその影響が短いものだった可能性があります。これはボトルネックの原因が激しい地球寒冷化などの大きな環境の変化ではない可能性が高いことを示唆しています。もし地球規模なら、広範な影響を及ぼすはずだからです」とコメントしています。
※続きは以下ソースをご確認下さい
2023.09.04 22:00
GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2023/09/population-bottleneck.html
26: 歴ネタななしさん
>>1
全地球で1280人とは、よく数えたもんだ、タイムマシン以外に生物探知機とかも持って行ったのかな
全地球で1280人とは、よく数えたもんだ、タイムマシン以外に生物探知機とかも持って行ったのかな
76: 歴ネタななしさん
>>26
遺伝子のバラ付きから統計学的に推定できる
遺伝子のバラ付きから統計学的に推定できる
16: 歴ネタななしさん
7万年くらい前にも現生人類が1万人くらいまで激減している。
32: 歴ネタななしさん
>>16
トバ・カタストロフ理論か
トバ・カタストロフ理論か
20: 歴ネタななしさん
生き残ったのはどんなストレスにも耐えられるほどの選りすぐりだったんだな
それにしてもたった八十万年で人類はかこまで脆弱なのに
それにしてもたった八十万年で人類はかこまで脆弱なのに
21: 歴ネタななしさん
本当かな?
単に今生き残ってる人間の遺伝子がその1280人に起因する分しかないってことじゃね?(他はいろんな時期に色んな理由で子孫が絶えた)
単に今生き残ってる人間の遺伝子がその1280人に起因する分しかないってことじゃね?(他はいろんな時期に色んな理由で子孫が絶えた)
246: 歴ネタななしさん
>>21
ホモサピエンスの遺伝子は多様性がなく
かつて200人ぐらいまでの小集団の近親相姦状態になってただろうとか
以前聞いた
ホモサピエンスの遺伝子は多様性がなく
かつて200人ぐらいまでの小集団の近親相姦状態になってただろうとか
以前聞いた
609: 歴ネタななしさん
>>21
生き残ってる種や亜種の先祖に限定した話をしている
だから現代人のゲノムしか使ってない
生き残ってる種や亜種の先祖に限定した話をしている
だから現代人のゲノムしか使ってない
30: 歴ネタななしさん
人類皆兄弟も誇張ではなかった
33: 歴ネタななしさん
母親由来のミトコンドリアDNAを調べれば祖先が分かるというが現在生きている人類のミトコンドリアDNAのバリエーションが1280種類しかないって事か?
信じられん
信じられん
44: 歴ネタななしさん
>>33
ミトコンドリア・イブと言って人類の祖先は1人の女性と考えられているし
それ自体はありうる
ミトコンドリア・イブと言って人類の祖先は1人の女性と考えられているし
それ自体はありうる
105: 歴ネタななしさん
>>44
それはウソよ
それはウソよ
419: 歴ネタななしさん
>>105
そもそも理論上の話だし嘘ではない
そもそも理論上の話だし嘘ではない
46: 歴ネタななしさん
なんで?
氷河期の寒冷化で?
氷河期の寒冷化で?
98: 歴ネタななしさん
アフリカ南端部の洞窟とかにこもって近くの海岸で獲れる貝なんかを食って凌いでた、らしい
>>46
火山活動が活発化→火山噴出物による寒冷化 って言われてる
北の方に逃げた連中もいたと思うが壊滅したんだろうなぁ
>>46
火山活動が活発化→火山噴出物による寒冷化 って言われてる
北の方に逃げた連中もいたと思うが壊滅したんだろうなぁ
144: 歴ネタななしさん
>>98
そうか、氷河期みたいなじわじわとした寒冷化なら適応出来たけど火山による急激な気象変化には対応出来なかったんだな
巨大隕石が落ちたら恐竜みたいに絶滅したかもね
現代でもやばいか?
そうか、氷河期みたいなじわじわとした寒冷化なら適応出来たけど火山による急激な気象変化には対応出来なかったんだな
巨大隕石が落ちたら恐竜みたいに絶滅したかもね
現代でもやばいか?
47: 歴ネタななしさん
更新世ってなんだろ?と思ったら洪積世だったのね
頭がアップデートされてなくて知らなかった
頭がアップデートされてなくて知らなかった
64: 歴ネタななしさん
流石に1280人は少なすぎやろ
1280万人だろ
1280万人だろ
221: 歴ネタななしさん
>>64
待てよ1280万人の前はもっと少なかったわけだし、最初は1人なのか2人なのかも謎じゃね?
待てよ1280万人の前はもっと少なかったわけだし、最初は1人なのか2人なのかも謎じゃね?
281: 歴ネタななしさん
>>221
94万年前には、9万8130人いたんだけど、
(潜在的な繁殖個体数は合計 5万8600 ~ 13万5000人)
93万年前に、過酷な旱魃などが起こって、
のちの時代に遺伝子を残すことができた平均有効個体群サイズ(繁殖個体数)が
統計的計算で1280人まで減った期間があった。その期間は11万7000年あった。
(範囲は、770 ~2030人で、1270~1280人が導き出される)
それが、81万3千年前になって、アフリカの人類が生活しやすくなって、
人口が、2万7160人に急拡大した。
94万年前には、9万8130人いたんだけど、
(潜在的な繁殖個体数は合計 5万8600 ~ 13万5000人)
93万年前に、過酷な旱魃などが起こって、
のちの時代に遺伝子を残すことができた平均有効個体群サイズ(繁殖個体数)が
統計的計算で1280人まで減った期間があった。その期間は11万7000年あった。
(範囲は、770 ~2030人で、1270~1280人が導き出される)
それが、81万3千年前になって、アフリカの人類が生活しやすくなって、
人口が、2万7160人に急拡大した。
69: 歴ネタななしさん
どういう計算なんだろう
子孫を残せた人間だけカウントしてたりしないよね
子孫を残せた人間だけカウントしてたりしないよね
81: 歴ネタななしさん
>>69
人類の遺伝子多様性が低いから
どうしたらこんなに低くなるかモデルを作って
現代人のゲノム群から計算
人類の遺伝子多様性が低いから
どうしたらこんなに低くなるかモデルを作って
現代人のゲノム群から計算
78: 歴ネタななしさん
次のカタストロフィが来るまでに遺伝子操作で多少の災害に耐えられる強健な身体に書き換えてほしいな
80: 歴ネタななしさん
1280人になった時にどうしようかと思ったわ
子作り推奨したんだけど氷河期で食料ないし
そこでマンモス食うか?ってなったんだわ
子作り推奨したんだけど氷河期で食料ないし
そこでマンモス食うか?ってなったんだわ
100: 歴ネタななしさん
ご先祖様は1,000人そこらからここまで頑張って増えたのにおれらときたら(´・ω・`)
コメント
ホモ・サピエンスの誕生が20万年前とされてるから
ホモ・ハイデルベルゲンシスの話になるはずだと思うが
人類が何度も絶滅の危機を迎えてきたから飢餓耐性が高いみたいな仮説があったと思うがトバ事変以外での傍証の1つとなるんだろうか
正にトバと勘違いしてコメしたわ草
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