1: 歴ネタななしさん
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1中 タラス河畔の戦い
2右 12世紀ルネサンス
3遊 アンカラの戦い
4左 ドイツ統一とイタリア統一
5三 シャジャル・アッ=ドゥッルとラズィーヤ
6一 フリードリヒ2世
7捕 スペイン継承戦争
8二 7年戦争
9投 ステュアート朝の成立

3: 歴ネタななしさん
ワイが現役時代の勉強中に感動したポイントやで独断と偏見で選んだから温かい目で見てくれな

ほな解説してくで

4: 歴ネタななしさん
久しぶりの有能スレか

5: 歴ネタななしさん
戦争ばっかりやん

6: 歴ネタななしさん
タラス河畔の戦い

これはワイの初めての感動ポイントや。
751年に唐とアッバース朝との間で起こった戦いなんや。
首都人口100万超えの時の2大覇権国家同士の戦いってのも
興奮ものなんやが、タラス河畔の戦いの意義は何といっても
「西方世界への製紙法の伝播」にあるんや。
この戦いは結果としてアッバース朝の勝利に終わるんやが、その時
捕まえた捕虜の中にたまたま紙職人がおったんや。
そのおかげでイスラーム世界に製紙法が伝播したんや。その後レコンキスタ等を経てヨーロッパにも製紙法は伝わっていくで。
ただの戦いに終わらず、重要な歴史の転換点にもなったのがええな。

7: 歴ネタななしさん
5番は初耳やわ

8: 歴ネタななしさん
戦いで紙がヨーロッパにもたらされたってのはたしかに意外だった

9: 歴ネタななしさん
12世紀ルネサンス

これも分かりやすい感動ポイントや。
中世ヨーロッパでは古代ギリシャ時代の文化や哲学が失われていたんや。
これはローマ帝国がキリスト教化した結果、異教である古代ギリシャ時代の知識を外におい出してしまったからなんや。それらの知識はササン朝ペルシアに保護され、次に征服したイスラーム世界に保護されたんや。イスラーム世界で翻訳、保護された古代の知識は十字軍運動やレコンキスタを経てヨーロッパ世界に帰ってくるんや。
更にイスラームの優れた医学や数学も取り入れられ、ヨーロッパ世界の文化は大きく発展する事になる。これが12世紀ルネサンスや。
12世紀ルネサンスはワイらが良く知るルネサンスのいわば先駆けやね。
先祖の知識を敵国が保護、発展させていたなんてとんでもない展開やろ。

10: 歴ネタななしさん
潜水艦の艦長が独断で砲撃を踏みとどまったお陰で開戦を防いだ話すき
どこの話かは忘れた

11: 歴ネタななしさん
ザマの戦いは?

23: 歴ネタななしさん
>>11
あんま印象残ってないで
スキピオの晩年はちょっと心にくるな

12: 歴ネタななしさん
アンカラの戦い

1402年に起こったオスマン帝国とティムール朝の戦いや。
オスマン帝国と言えば16世紀にヨーロッパ世界を脅かす、後の時代の覇権国家。
片やティムール朝はかの大帝国、モンゴル帝国の後継国家、つまりは先の時代の覇権国家ってワケやな。この新旧イスラーム覇権国家同士の戦いってだけでも興奮するんやが、この戦いには更なる感動ポイントが存在するんや。
実はこの戦いによって少しだけ生きながらえた国家があるんやで。どこやと思う?

ビザンツ帝国や。
ビザンツ帝国はこの頃にはコンスタンティノープル周辺にしか支配領域が無く、拡大するオスマン帝国に征服されるのも時間の問題やったんや。
そんなところに颯爽と現れたティムールのおかげでビザンツ帝国は小休止を得る事に成功し、50年生き永らえるで。ビザンツ帝国がここまで存続してたってのがまず驚きやな。

18: 歴ネタななしさん
ドイツ統一とオーストリア統一

これは纏めさせてもらったで。ドイツとイタリアは長い間統一されていなかったんや。
ドイツはホーエンシュタウフェン朝期に端を発する領邦国家化から統一国家としての神聖ローマ帝国を失い、イタリアはなんとローマ帝国以来統一国家は生まれていなかったんや。そんな長い間分裂状態にある2国がそれぞれほぼ同時期に統一されたんだから大問題やで。ドイツ統一はビスマルク、イタリア統一はカブール、マッツィーニ、ガリバルディが三傑だなんて呼ばれたりするで。

普墺戦争や普仏戦争での領国の関わりも良いし、同じころに西欧化した日本を加えて三国同盟を組む事になるのも妙なつながりを感じられて感動するで。
その中でもワイが特に感動したのはガリバルディなんや。イタリア統一はサルデーニャ王国主導で行われ、北イタリアから中部まで併合していたんや。せやけど南イタリアの両シチリア王国に関しては手付かずのままやったんや。それをぶち壊したのがガリバルディで、瞬く間に両シチリア王国を占領してしまうんや。更にガリバルディはその占領地をサルデーニャ王国にそのまま献上し、イタリア王国を成立させてしまったんやで。

面白いのが、ガリバルディの故郷であるニースをサルデーニャ王国が統一運動の途中でフランスに割譲してしまったんや。その為ガリバルディはサルデーニャ王国の事を恨んでいたとまで言われているんやけど、イタリア統一の為にサルデーニャ王国に対して妥協すらするガリバルディはほんまかっこええで。
そんなニースは現在もフランス領土やけど、ガリバルディの像が立ってるらしいで。

13: 歴ネタななしさん
シャジャル・アッ=ドゥッルとラズィ―ヤ

イスラームはその女性観からしばしば悪い意味で話題になったりするな。男尊女卑的だの何だのって。
それはここで触れる事ではないが、お前らが知ってるイスラム教の君主、カリフ、スルタン、アミール
何でもええけど女性っておったか?
パッとでてこないくらいにイスラームの中で女性君主って珍しい存在なんや。でも中にはおったんやで。
それがマムルーク朝初代スルタン、シャジャル・アッ=ドゥッルや。マムルーク朝はモンゴル帝国の侵攻を退けた事でも有名やな。そして時を同じくしてインドは奴隷王朝、第5代スルタン
ラズィ―ヤも同じく女性君主なんや。稀有なイスラーム女性君主がほぼ同時期に2人存在していた時期があるなんてめちゃくちゃ感動したで。
それに奴隷王朝の奴隷って軍人奴隷、即ちマムルークの事やから言うなれば奴隷王朝はインド・マムルーク朝なんや。
同じマムルーク出身だから女性君主が…とかその偶然性の中に共通点が見出せるのも面白いで。

14: 歴ネタななしさん
一度滅んでも復活したもんな、ビザンツ君は

24: 歴ネタななしさん
>>14
第4回十字軍「よろしくニキーw」
ビザンツ帝国(395~1453)も相当やけど
オスマン帝国(1299~1922)も大概やと思うで

15: 歴ネタななしさん
高校生ワイ「カールの戴冠が800年ちょうどでありがとう!」

16: 歴ネタななしさん
フリードリヒ2世

神聖ローマ皇帝の方やな。ワイは現役の時は山川の教科書使ってたんやがこいつの名前は出てこなかった。
でもこいつの時代を習うとめっちゃこいつが関わってくるんや。
例えば皇帝党と教皇党の対立やったり、大空位時代やったり、帝国の領邦国家化やったり…。
コイツの事知るだけで点と点だった事象が繋がりだして感動したで。
しかもコイツ自身が中々面白い奴で、6か国語を話せたり、神聖ローマ皇帝の癖に無宗教だったり、
王宮にハーレム作ったり、終いにゃサラディンの甥と仲良くなって聖地イェルサレムの無血開城まで叶えてしまうんや。
更に加えるとコイツの幼少期の後見人が教皇権の絶頂期にあったインノケンティウス3世だってのも面白いな。
なんでそんな環境で無宗教になれるねん…って考えてみると、こいつが育った場所、シチリアが余りにも特殊なところで、イスラーム、キリスト教、ノルマン人に支配されてきた文化の交錯点やったんや。
そんな国際色豊かな土地で育った男だからこそこんなバケモンに育ってしまったんやなぁって

19: 歴ネタななしさん
スペイン継承戦争

1701年から1713年まで争われたスペイン王国の後継者を巡る戦争やで。スペイン王カルロス2世が子を成さず没した事で後継者をルイ14世の孫、フィリップに指名したんや。問題となったのがフィリップがフランス王位継承権を手放してなかった事やで。

このままだと将来フランススペインが合同して強大な勢力となってしまう。それを恐れたイギリスやオーストリア等が同盟を組んで戦争が勃発したんや。戦争は同盟国側が優勢になるんやが、同盟国側にも問題が起こってしまう。同盟国側は対抗スペイン王としてオーストリア王レオポルトの次男、カールを擁立してたんやが、戦争中にレオポルト、続いて長男のヨーゼフが亡くなり、急遽カール6世として即位する事になってしまうんや。

つまり同盟国側が勝ったとしても、オーストリアスペイン合同の王が誕生してしまう本末転倒な状況に陥ってしまったんや。そこで同盟国は急速に妥協の道に進んで、最終的に永久にフランススペインの合同を禁止する事を条件に、フィリップの王位が認められスペイン王フェリペ5世として即位したんや。

何でここまで争ったかっていえば過去にオーストリア・スペイン王であったカール5世という王が居たからなんやで。戦争の経緯が面白いし、スペインとフランスは先の時代の30年戦争でバチバチにやり合っている仇国同士でもあったんやで。そんな過去の繋がりを感じると更に面白く感じられるな。

20: 歴ネタななしさん
7年戦争

1756年から1763年にプロイセンとオーストリアの間で起こった戦争や。
プロイセンとオーストリアはドイツの主権争いで何度も争ってるんやが、
この戦争はその集大成ともいうべき戦争でな。オーストリア側が本気でプロイセンをボコす為に仇国フランス、さらにはロシア帝国と同盟するんや。
対するプロイセンはフランスのライバル、イギリスの支援を貰うのみでしかもイギリスはヨーロッパ本土に軍を派遣してくれず、植民地方面の戦闘に注力した為、
ヨーロッパ戦線はまさしくプロイセンの四面楚歌状態だったんや。
プロイセン王フリードリヒ2世も首都ベルリンを占領されあわや敗北か、となったが
何と幸運にもロシア皇帝エリザヴェータが没し、その後継者であるピョートル3世がプロイセンの大ファンだったから撤退し、フランスも植民地での戦争でイギリスに敗北するなどして戦況は次第にプロイセン側に傾いていったで。
最終的にプロイセン陣営が勝利したんやが、この戦争の感動ポイントは何といっても個々の事象の
繋がりやな。この戦争で得た植民地によってイギリスは更に覇権国家として飛躍するが、疲弊した植民地住民は反発し、アメリカ独立戦争の切っ掛けになる。更にフランスはこの戦争とアメリカ独立戦争の支援により財政が逼迫し、フランス革命に繋がっていく。
そしてプロイセンはドイツ統一で影響力を増し、ドイツ統一への伏線になるんや。
ピョートル3世も馬鹿でかわいいからお気に入りやで。

21: 歴ネタななしさん
ステュアート朝の成立

ステュアート朝ってのはイギリスにかつてあった王朝でな。エリザベス1世が子を成さなかったことで成立した王朝やで。
ここの感動ポイントは何といってもメアリー・ステュアートの存在やな。
ワイはジョジョ好きなんやが1部ファントムブラッドに登場する騎士、タルカスとブラフォードが仕えていたのがメアリー・ステュアートなんや。(もちろん史実じゃないで)
イングランド王位継承権も持っていて、エリザベスに脅威とみなされて処刑されたんや。
だけどエリザベスの死後、皮肉な事にメアリーの子どものジェームズがイングランド王位を継承するんやね。
しかも同時にスコットランド王でもあった事から、初めてイングランド、スコットランド両王位を有した歴史的な王にもなってるんやで。
勿論、今のロイヤルファミリー達にもメアリーの血は流れてるんやで。
敗者が後のイギリス王家の祖となるのは感動するで。
尚、孫のチャールズ1世はメアリーよろしく処刑されてまうがな…。

22: 歴ネタななしさん
以上やで~。
あくまでワイ個人の感動ポイントやから偏りもあるですまんな。

ネタ元: ・世界史の感動ポイントで打線組んだ