1: 歴ネタななしさん
1745460875860

そして帆船模型は労力の塊

2: 歴ネタななしさん
スレ画はオランダの戦列艦かな
このぐらいの時代の帆船が華があっていいね

3: 歴ネタななしさん
no title

帆船の航海の労力も凄い
死亡率は著しく高かった

4: 歴ネタななしさん
no title

水夫の死因の大半は壊血病によるもの
17世紀初頭には原因は知れていたが1世紀半以上も放置された
平民の命が軽い時代だったから

10: 歴ネタななしさん
no title

新愛徳丸(しんあいとくまる)は日本初の機主帆従方式を採用した省エネルギー帆装商船である。1980年9月10日に竣工した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%84%

12: 歴ネタななしさん
>省エネルギー帆装商船
現代に帆走商船が定着しないのは費用対効果が低いんだろうな

26: 歴ネタななしさん
no title

>12
愛徳丸は高い帆が邪魔で港町の橋をくぐれないからという理由で廃れたんだ
その反省を受けて次世代の帆は伸縮するようになっている

19: 歴ネタななしさん
no title

ローラーセイルはマジでわけわからん
中世の人達に見せてやりたいわ

18: 歴ネタななしさん
no title

>帆船はローテクかもしれんけどロマンの塊感があるよね
木材の塊が海を渡るというところもロマンなんだよ

20: 歴ネタななしさん
電子機器の補佐なしで大海を渡り行って帰ってこれるってスゲーことだと

23: 歴ネタななしさん
no title

>電子機器の補佐なしで大海を渡り行って帰ってこれるってスゲーことだと
航海技術は高度な頭脳労働だからな
人間性に問題ありのダンピアが重宝がられたのも航海士だからだ

25: 歴ネタななしさん
俺は大航海時代オンライン初めて木造船の良さに気づいた

29: 歴ネタななしさん
no title

>俺は大航海時代オンライン初めて木造船の良さに気づいた
照れるなあ

39: 歴ネタななしさん
>俺は大航海時代オンライン初めて木造船の良さに気づいた
大海原を激走する外輪船!
大規模稼働する缶詰工場!

36: 歴ネタななしさん
恐ろしいのは向かい風よりも弱風無風
どうにもならなくなる

37: 歴ネタななしさん
no title

人間性に問題ありのダンピアが重宝がられたのも

知識だけでなく学者風の見かけによらず相当にタフだよね
でなきゃ生涯に地球3周も出来ない

40: 歴ネタななしさん
向かい風でも斜め前に進めるの凄いよね
で一定時間で帆の向きを変えれば結果的には直進したのと変わらんという
一定時間ってのが重要になるので再び砂時計が活躍する

43: 歴ネタななしさん
アストロラーベ… 方位(と時刻も?)
砂時計… 経過時間
結び目のついたロープ… 海マイルの基準:速度単位ノットの由来やな

56: 歴ネタななしさん
ロマンと言えるのは現代造船技術力の賜物で
その賜物は大航海時代からの数多の犠牲から成り立ってることを忘れるな

67: 歴ネタななしさん
no title

蒸気船黒船ことサスケハナ号も3本マストの機走帆船である

68: 歴ネタななしさん
no title

>木材の塊が海を渡るというところもロマンなんだよ
質感も含めて絵画に描ける技量も凄いな当時の画家は
木材の重い塊が浮かんでるのを見事に表現してる

72: 歴ネタななしさん
no title

ヴァ―サを復元したり模型で帆船を再現できるのは
当時の精密な記録絵画が残されてるからだったりする

73: 歴ネタななしさん
no title

1670年頃のフランス戦列艦のスケッチ

74: 歴ネタななしさん
パイレーツオブカリビアンでジャックが帆桁を手で押したら
回転してウィルに当たって海に落ちるシーン
え?あれマストにきつく縛ってるんじゃないの?なぜ回った?
しかもあんまり力入れずに軽くまわったふうだよね?と疑問の嵐
あれが帆船へ興味持った始まりだった

80: 歴ネタななしさん
no title

荒れ狂うマゼラン海峡を越え太平洋でスペイン相手に大暴れし世界を一周して帰還したドレークの旗艦ゴールデン・ハインド号

87: 歴ネタななしさん
帆船てメチャクチャ木を使うだろうな

133: 歴ネタななしさん
>帆船てメチャクチャ木を使うだろうな
イギリスから自然に生えた木を駆逐するぐらいには木を使う
ヨーロッパもほぼ根こそぎにされた
そこで植民地の木材を無限に使えるイギリスがめちゃつよになった

94: 歴ネタななしさん
no title

壊れる

99: 歴ネタななしさん
no title

そういう型の模型もある

101: 歴ネタななしさん
帆船実習でセクスタント使って天文航法やったら
お前の船北半球に存在してねぇよ!って怒られた記憶
もう天文航法は海技士のテストからもなくなってしまった

102: 歴ネタななしさん
no title

木製の帆船模型も実船と同じように組まれる
フレームファーストはスペインなどでの伝統的な方法でシェルファーストはオランダで考案された大量生産に向いた型
それぞれ長短あるが精度を上げていけばシェルファーストの優位性は明らか
それでオランダは欧州の造船工廠となった

103: 歴ネタななしさん
鉄甲船は外洋に出られるかのう

114: 歴ネタななしさん
no title

大帆船が手に余るのならこういうのから始める手もある
帆船時代オランダのニシン漁船(バス船)
海洋覇権国家の歴史の一部を再現した気分になれる

121: 歴ネタななしさん
no title

数百隻が船団を組んでアイスランド沖からドーバー海峡まで軍艦に守られながら数ヶ月に渡りニシンの群れを負う
これが海洋帝国オランダの富の根源だった

132: 歴ネタななしさん
コロンブスはこの前また銅像引き倒されてたけど立て直してもらったんだろうか

134: 歴ネタななしさん
コロンブスは善悪はともかく偉大なのは間違いないだろ

136: 歴ネタななしさん
まあ南北アメリカ大陸の原住民にとってコロンブスは疫病神だろうが
白人にとっては神様みたいな存在

178: 歴ネタななしさん
コロンブスは自分が発見したインド!による利益の5%だかを
報酬として得られる事になっているから
死ぬまで自分が発見したのはインドだ!と言い張らなければ
大きな利権を失う契約になってた…まあ色々足りてなかったのは確かだ

146: 歴ネタななしさん
no title

映画なども作られて英蘭戦争の知名度もちょっとずつ上がってるな
この模型はデ・ロイテルの旗艦だが一時期レプリカの建造が進んでた
コロナ禍で中止しちゃったけど

152: 歴ネタななしさん
no title

『北部七州』という共和国オランダの国号そのものを冠したデ・ロイテルの旗艦は
約1500トンに備砲84門の艦で二度の英蘭戦争を戦い抜いた
フランスの駐オランダ公使セニュレー(コルベールの息子)によるとこの艦は日本銅で鋳造した大砲ばかりを載せていたという

168: 歴ネタななしさん
>152

日本の黄銅はお高い貴重品だったはずだけど
当時の銅製大砲は鉄製より軽くて壊れにくく
高級素材を武装にふんだんに使えるところがオランダの国力のバロメーターでもあるな

172: 歴ネタななしさん
no title

第二次英蘭戦争で英国艦隊の旗艦だったジョージ・マンク提督座乗のロイヤル・チャールズ号
進水したのは共和政時代で最初はクロムウェルの戦勝を記念してネーズビーと名付けられていた
この艦の艦尾飾りは今もオランダの博物館に飾られていて5年程前に1度ポーツマスに里帰りしたがチャールズ国王(当時王太子で海軍司令官)は縁起でもないのか観に行かなかった

175: 歴ネタななしさん
no title

ロイヤルチャールズは無闇と武装を詰め込むイギリス軍艦の典型的な姿を示している
約100門の備砲は強力だったが喫水が深すぎて最下層の砲甲板は荒天時には海面に浸かって開けなかったという
英国艦はその種の欠陥が多くデ・ロイテルはそのため敢えて荒れた天候時に決戦を挑んだという

177: 歴ネタななしさん
no title

スラバヤ沖海戦で日本の重巡戦隊と戦ったオランダ東インド艦隊の旗艦デ・ロイテル
カレル・ドールマン提督は救国の英雄の名を冠したこの艦と運命を共にしてジャワ海の藻屑と消えた

180: 歴ネタななしさん
no title

大航海時代5には登場してたロイテル提督

195: 歴ネタななしさん
no title

南シナ海で引き揚げた南宋時代の商船「南海1号」は
全長30mに300トンほどの鳥船型外洋ジャンクだった

196: 歴ネタななしさん
とりあえず中国の磁器がジンバブエから出土しているので
その辺りまでは行ったのではないかと言われてるな
途中でイスラム商人に中間貿易されたかも知らんが

198: 歴ネタななしさん
no title

鷹島沖で発掘した弘安の役の元の沈船も
やはり30m程と推定されこれぐらいが
宋元代の外洋船の平均だったのではなかろうか

202: 歴ネタななしさん
ジャンクはおもしろい
縦帆があるからけっこうどこでも行ける

206: 歴ネタななしさん
no title

南海1号はかなり船体を残した状態で南シナ海の底に横たわっていた
700年以上も前の木造船にしては異例というか奇跡的な保存状態で
最初に発見したのはオランダ東インド会社の沈船を探していたイギリスのチームなので捏造などではないだろう

207: 歴ネタななしさん
no title

「南海1号」は積荷の状態などから
時化にあって重量のバランスを崩し横転したと推測される
もっと少ない積載量ならそうはならなかった

209: 歴ネタななしさん
大航海時代の海戦で拿捕された船とかマストや舵が損傷して操船不能になって廃棄された敵船を曳航して自国で改造して自国艦隊に組み込むのが通例
敵に渡ったのを取り戻してまた獲られて…また取り返して…と繰り返された船があった

210: 歴ネタななしさん
帆船かっこいいなぁ

214: 歴ネタななしさん
現代の船は故障したら母港に帰ってドック入りするしかないけど、
木造帆船だと現地での修理も可能だったりするのかな?

木材はどこかその辺の陸地で調達すれば良いし、なんなら船員だってその辺の原住民をマンハントすれば良さげ
替えの利かない竜骨と専門知識を持つ基幹要員さえ無事なら、半永久的に航海できそう

215: 歴ネタななしさん
>木造帆船だと現地での修理も可能だったりするのかな?
ホーンブロワーは西太平洋でスペイン軍艦と交戦して破損したフリゲート艦リディア号を
孤島で修理してその後英国に帰投してたな

216: 歴ネタななしさん
潮の満潮を利用して浜や喫水の浅い入り江に船を入れて引潮のときに船底を露出させていたんだ外板を取替えたりしてた

217: 歴ネタななしさん
no title

>潮の満潮を利用して浜や喫水の浅い入り江に船を入れて引潮のときに船底を露出させていたんだ外板を取替えたりしてた
こんな感じかな

227: 歴ネタななしさん
no title

傾船しての修理や船底の付着物を落とす様子は
いろんな図版に描かれてるね

228: 歴ネタななしさん
no title


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